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日立交響楽団と「アランフェス協奏曲」を共演 |
■日時 : 2006/12/3(日) 14:00開演
■会場 : 日立シビックセンター音楽ホール
■曲目 : 指揮:相良 浩
M.ファリャ:バレー組曲「三角帽子」第2組曲
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲*
ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番「革命」
ギター独奏:宮下 祥子*
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今年の演奏活動の締めくくりは「アランフェス協奏曲」 |
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アランフェスを
イメージした衣装 |
今年の演奏活動の締めくくりは「アランフェス協奏曲」。
上野から特急列車で約1時間半、太平洋に面した町、日立市が舞台。ホテルに入ると、まずエレベーターが日立製であることに気付いた。続いて室内のテレビ、冷蔵庫、電気ポット、全て日立の製品。さすが。
今回共演させて頂いた日立交響楽団も日立製で日立製作所が運営をし、団員も日立関連会社にお勤めの方々が多い(そうでない人もいる)。50年以上の歴史のあるオーケストラで、指揮の相良浩さんは22歳の時以来、約20年間、指揮者を務めてきた。団員の方々もオーケストラ経験が数十年というベテランが多く、大変レベルの高いオーケストラだ。 |
右端に見えるのが
イクリプスのスピーカ |
ギターの音は前方へは飛ぶが後方のオーケストラには聞えにくい。イクリプス(スピーカー)を使用する目的は、観客に対してギター音をオーケストラと対等に響かせるということだけでなく、オーケストラがギター音を十分に聞き取るということが重要なのだ。この後者の目的を果たすことが出来ない場合、アランフェスにおいては、管楽器がギターに合わせることが出来ず、ずれが生じてしまう。
当日のリハーサルでは、あのたった一つの小さいなスピーカーが十分にその役割を果たしていた。 |
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本番の12月3日。雲一つない良い天気に恵まれた。この日の私の感想は、「至福のひととき」。この一言に尽きる。終演後は、約100人の方々と懇親会に出席、私はスピーチで、「ギター協奏曲といえばアランフェスがよく知られていますが、じつは数十曲のギター協奏曲が世の中には存在し、他にももっと優れた作品があるんです」という内容のことを話した。有名曲でなければ観客動員が難しいという現状があるので、他の埋もれた名曲はなかなか取り上げられないのだ。 |
お酒の好きな団員が沢山いらしたお陰で楽しい打ち上げとなった。
私としては断食月だったトルコで水で乾杯した無念さを晴らした思いだった。 |
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日立の皆さん、良い経験させて頂いて、ありがとうございました。 |
ギャラリー集 |
前日のリハーサル |
★クリックで大きな画像が見れます!! |
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当日のリハーサル |
★クリックで大きな画像が見れます!! |
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立派な花束頂きました |
さあ、本番 |
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棒歴およそ20年の指揮者・相良浩さんと |
沢山のお客様からの拍手にお辞儀 |
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退場 |
拍手に呼ばれて |
アンコール |
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