トルコギターフェスティバル

            2006年10月13日〜19日
スケジュール
スペイン
  10月13日(金) トレド音楽院ホール
  10月14日(土) マドリッドカナリア会館

トルコ(首都アンカラにて)
  10月18日 Hacettepe大学構内のホール
  10月19日 アクチャン音楽院
スペインでのコンサート
 トルコの首都アンカラでの演奏会に向け、10月12日に成田を飛び立った。初めにスペインへ寄り、世界遺産の都市トレドの音楽院において、日本のギターアンサンブルの演奏会に出演、ヴィヴァルディのニ長調コンチェルトでソリストを務め、さらにソロを2,3曲演奏。
 その後、マドリッドで同じプログラムを演奏し、ここで名工アルカンヘル・フェルナンデス氏(左の写真)とアンヘル・ベニート・アグアド氏(下の写真)に再会した。

  トレド音楽院のステージ

マドリッドのガルシア・ロルカの像

  世界遺産の街トレド

トレドのパラドール
トルコギターフェスティバル
  トルコへ到着したのは10月16日深夜。初日はイスタンブールのプレジデントホテルに宿泊。憧れの街は、想像以上にエキゾチックで不思議な空気が漂っていた。めずらしく観光の時間があったので、撮影写真多数あり。

 18日、19日と首都アンカラで演奏。18日はHacettepe大学構内のホール、19日はアクチャン音楽院。


←左の写真:対岸はイスタンブールのアジア側
 トルコでの演奏は全て、トルコで最も有名なギタリスト、アーメット・カネッチ氏の助力によるものである。彼は、私がスペインのコンクールを受けた折の審査員の一人で、本選会の前夜に私の練習の音が聞こえたといって部屋に電話をかけてきて、「君は明日優勝するだろう」、と元気つけてくれた恩人である。結果は2位だったが、この励ましには今も感謝している。
 プログラムについては、ローラン・ディアンスの「トゥリアエラ」が受けていた。

Hacettepe大学構内のホール(18日)
トルコの阿部知之日本大使ご夫妻と トルコ在日本大使館の皆さんと

アクチャン音楽院(19日)
 アカデミア・アクチャンの壁には数ヶ月前に演奏したギリシャのギタリスト、コスタス・コチョリス氏のポスターがサイン入りで飾ってあった。帰りに私もポスターにサインしてきたので、もしかするとその隣に並べてもらえるのだろうか。もしそうなら最高に光栄なんだけれど。
サイン会の様子
お世話になりました
アカデミア・アクチャンの代表 アカディミアのディレクター アテンドをしてくださった
ソネルさん

イスタンブールでのショット
トプカプ宮殿で トルコで最も有名な作曲家
トゥルガイ氏と

トルコの子供達

イスラムの少女達
世界最大のブルーモスク イスラム教徒風に、モスク内にて
アヤソフィア教会 教会内 ケバブです おみやげ屋さん 香辛料売り
打ち上げのレストランに入った。どのテーブルを見ても、皆、酒ではなく水を飲んでいた。断食月のため、演奏会の打ち上げはアルコール無し。水とお茶(チャイというトルコのお茶)で乾杯だった。レストランではアルコールを出してはいけないことになっているそうだ。ま、これも良い思い出だ。
 やれやれ、と思いレストランを出ると、隣の売店でばっちりとビールが売っているではないか。このちぐはぐさに大笑いした。
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