2008年フランクフルト・メッセ・レポート
2008年3月12日〜15日
 フランクフルトは国際見本市の都市だ。巨大なメッセ会場では1年を通じて様々な業界の見本市が開かれている。毎年3月は音楽業界の見本市が開かれ、日本のギター業界の業社もほとんど参加する。私のCDをリリースしているホマドリーム社もこのメッセに出店することになっていたので、私は自分のプロモーションを狙いフランクフルト行きを決めたのだった。しかし、ホマドリームの菅原氏が突然アキレス腱を切断するというアクシデントに見舞われ参加出来ないことになった。果たして私一人で行って意味があるかどうかかなり迷ったのだが、思い切って予定通り出発した。シュタイドル公演の後、シュタイドルと一緒に成田へ向かい、彼はチェコへ、私はフランクフルトへ、私達は名残惜しい別れを告げた。たまたま同じ便になったロッコーマン社のお二人にお世話になりながら11日夜にフランクフルトに到着した。
シュレンパーのブースでデモ演奏 シュテファン・シュレンパーと
今井勇一氏とシュテファン・シュレンパー(ドイツのギター制作家)の共同ブースで
何度もデモ演奏させて頂いた。通りがかりの人や業界の方たちに聴いて頂いた。

シュレンパーと日本料理店で
メッセの会場の様子
空いた時間にマイン河行ってきました。

ドイツハウスの前で
マイン河にて
フランクフルトメッセ番外編・フランス滞在
 フランクフルトメッセのあとはギター製作家の今井勇一さんに同行しフランスへ行きました。
 今井さんはヨーロッパで大変著名でどこに行っても知人がいるようです。今井さんに同行するといろんな人に会えますし、ご馳走になれます!


【←写真】
  左側より、
    マイヨール社長、マイヨール夫人、
    今井勇一さん
 メッセ会場で自己紹介しごあいさつしたサバレス社のマイヨール社長とリヨンで会い、生牡蠣をご馳走に。産地の違う牡蠣が大きなトレイの上に順番に並んでいます。何もつけないのが一番好きなんだとマイヨール氏が言うので、私もそのまま頂きました。絶品!食べるばっかりじゃありません。ちゃんと営業もしてきましたよ。

【写真→】
  左は娘さんのエマヌエルさん(超美人!)

 ※サバレス社のWebに登録して頂きました
 パリでは、有名なギターショップ・ギタレリアを訪ね、噂のマダム・イザベル(彼女にもメッセで会ったのですが)に夕食をご馳走になりました。私のCDもお店に置かせて頂くことができましたよ。

 世界中のギタリストが慕っている、あの有名なイザベルさんにやっと会えました。なんとなく気が合って仲良くなれたという感触を持ちました。
 パリで宿泊したホテルは、なんとソルやアグアド、そしてあのゴヤまでが滞在していたというホテルです。ホテルの従業員たちは「ソルって誰?」という調子ですが。

 私の泊まった部屋は古いホテルなのに内装がモダンで鏡ばりになっていました。バスルームまで全面鏡張りで、ちょっとH?ご馳走ばかり食べ歩いていたので体型が変化していないか気になっていましたが、この鏡で確認しましたところOKでした。この部屋にソルも泊まったのだろうか、と思いながら悲歌風幻想曲を一人弾いてみました。

 私が日本へ帰国する日、フランスのアントニーギターフェスティバルにゲスト出演の福田先生と合流し来来軒でラーメン食べました。パリでラーメンとは思ってもいなかったけどこれが結構いけました。
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