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ファーストCDのレコーディング無事終了! |
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2005年2月16,17日の2日間、ファーストCDのレコーディングが東京で行われた。15日に千歳空港へ向かおうと自宅最寄のJRの駅へ。しかし、なんだか人だかりができている。うーん、いやな予感。なんと一つ前の駅付近で架線事故が発生し、上下線とも運休しているではないか。バスで札幌駅まで出ても空港行きの列車に遅れがでているだろうし、それより札幌駅までバスで何分かかるかわからない。冬の北海道は移動に予想以上に時間がかかるのだ。えーい、もうタクシーで空港へ行くしかない。急いで飛び乗った。15000円もかかっちゃったけれど、なんとか予定の便に間に合い、いざ東京へ。 |
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滞在中の東京はあいにくの雨模様だ。しかも到着した日の夜、地震でびっくりして目が覚めた。東京まで来て地震なんてまっぴらだー。なんか不運なこと続きで、「これはきっと名演奏がテイクできる前ぶれだ。。?」、とプロデューサー。実際、不吉なことに惑わされず順調に終わって一安心。短時間で終わればいいというものではなく、優秀な演奏家であればあるほど、じっくりと時間をかけて、様々なアイディアに挑み、冒険し、新鮮な音楽を探求するのが、「レコーディング」という仕事だ。また、自分ひとりではなく、それぞれ違う役割を担うプロ同士が力を寄せ合い完成させる共同作業なのだ。 |
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録音の翌日は写真撮影。この日は、プロのフォトグラファー、ヘアメイクアーティストの手によって仕事が進められる。ジャケットのデザインも大変重要な仕事だろう。私の役割は既に終了しており、あとは各担当のプロにまかせておけばいい。3月末頃に皆さんに詳細をお知らせできるでしょう。
お楽しみに!! |
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ちょっとおまけ・・・ |
テスト録音をして聞いてみた。するとかすかに、キィーっと音が聞こえる。「何の音?」、気がついた私、「ああ、木製の特製マイ足台の音だ」 。急遽、足台を取り替えることに。紙を積んだり、タオルを重ねたりして、使えそうなものを積み重ねて具合の良い高さにまで調節し、さあ、本番開始。 いや、ちょっとまって。靴もきぃきぃいうかもしれない。えーい、靴も脱いじゃおう。スリッパ持ってくるとよかったな。出前のお弁当を宅配にきたお兄さんの足音は大丈夫だよね。。。スタジオじゃなくホールだといろいろ気を使わないとね。初めての録音はいろいろ勉強になります。
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CD録音風景、収録曲目、公開! |
4月21日にファーストCD(パッションPassion)」が(株)ホマドリームから発売されます。宮下自身による演奏ノート(解説)付です。
楽器は10年間愛用しておりますマルセロ・バルベロ・イーホ(1995年製作)を使用致しました。1月に惜しくもこの世を去ったマルセロへの追悼の意を込めました。
【収録曲】
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L.ブローウェル |
ソナタ |
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二橋潤一 |
5つのノスタルジーより 第2番、第4番 |
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J.ロドリーゴ |
小麦畑で
ヘネラリーフェのほとり
祈りと踊り |
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M.C.テデスコ |
ソナタ ニ長調 ”ボッケリーニ讃歌” |
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F.タレガ |
アラビア風奇想曲
ムーア風舞曲
アランブラの想い出 |
録音時の様子を掲載しましたのでどうぞご覧下さい。
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ホール内の様子
靴を脱いで
録音です。
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マフラーしてるけど
寒いからではありません
気合をいれてます・・!!
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スタッフの皆さんです。
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左:プロデューサーの菅原氏、宮下、右:エンジニアの毛塚氏 |
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Photo by T |
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