【7月29日(土)】 |
千歳発伊丹行きの便がまたもや遅れる。
しかし私は冷静であった。先日のクロサワ楽器での演奏会当日、出発便の遅れで大変慌しい思いをしたことを反省し、今回は演奏の前日の便を予約したから、どんなに遅れても大丈夫なのだ。それにしてもまた、「到着便が遅れたから」という同じ理由によるものだ。日本航空さん、お願いしますよー。機長のアナウンスによれば、遅れを取り戻す為にスピードを上げて飛行しているという。スピードの出しすぎによる列車事故を思い出したが、堂々と乗客に公言するくらいだから、空の場合は大丈夫なのかしら。 |
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昼過ぎに大阪着。
さすがにすさまじい暑さだ。温泉の脱衣場かサウナに来たような、一瞬くらっとするような空気だ。でも、これが意外と好きだという私も変わっている。この空気に押しつぶされそうになると、不思議に「よっしゃ、やるぞー」とヤル気がこみ上げてくるのだ。 |
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【7月30日(日)】 コンサート当日 |
正午に、主催の猪居信之先生がホテルに迎えに来てくださった。
4年ぶりに再会。猪居先生、何も変わっていらっしゃらない、それどころか、前より若くお見えになります。さぞかし今日まで準備に奮闘なさったことでしょう。私も主催を引き受けることがあるので主催者のご苦労は身にしみてわかるのだ。
会場到着し、準備を始めたら、さっちゃん、と呼ぶ声が。「さっちゃんの演奏を聴きにきたんやー」とおっしゃるのは京都の渡部先生、今活躍中の松尾俊介君の先生だ。さらに、「日本ギタリスト会議」の中村先生、ありがとうございました。 |
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午後2時。
いつも開演前にチョコを食べるので、歯を磨いていたら「そろそろお願いします」と扉が開いた。さあ、開演。会場は人でいっぱい。弾き甲斐があった。200人はいたようで、若者の姿が目立った。学生さんが何十人も来てくれたと、後で聞いた。若い女性も沢山いた。これは嬉しい!
この日のアンコールはタンゴ・アン・スカイとアルハンブラ。アルハンブラはお客さんからリクエストが多いので是非、と主催側からの要望があったため。「トリアエラ」の3楽章でギターを右手左手総動員でたたきまくる箇所があるのだが、これがすごく楽しい。皆さん、是非、弾いてみて。 |
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会場の様子と終演後のスナップ |
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終演後はサイン会。
沢山並んで下さってありがとう。手を見せてください、という方、多いです。CDを買わなくてもどうぞ並んでくださいね。プログラムにもサインしますし、ちょっとお話するだけでも構いません。 |
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スタッフの皆さんと |
猪居先生のご家族と |
大学のギター部の皆さんと |
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打ち上げの様子 |
打ち上げは学生時代の友人のご両親の経営する居酒屋さん「信長」で。
藤井眞吾先生もお付き合い下さいました。眞吾先生のご実家は私が通った北大水産学部のすぐそば。懐かしい函館の話になった。主催の猪居先生のご長男の謙君はドイツの講習会へお出かけ中で会うことができなかったが、未来のギタリスト、お嬢さんの亜美ちゃんには再会できた。
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いろんな・・・事が・・・ありました。 |
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